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車の鍵トラブルはこれでOK!イモビライザーの基礎知識と対応法

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仕組みと効果

イモビライザーの仕組みを分かりやすく解説。さらに欧州と日本での実装の違い、装備による自動車盗難件数への影響などを掲載しています。

イモビ(イモビライザー)の仕組み

イモビとは、電気的にエンジンの指導を制御する盗難防止装置のことです。

専用のエンジンキー(鍵)に埋め込まれたICチップ(トランスポンダー)に記録されているIDコードと、車両本体の電子制御装置(コンピューターユニット)に登録されているIDコードが一致しなければ、エンジンを始動することができない仕組みとなっています。

通常の鍵では、いわゆる合鍵でエンジンを始動させることができてしまいます。
しかしイモビライザーでは、鍵穴を完全に複製してイグニッションスイッチに挿入できるキーを作ったとしても、エンジンは起動しない仕組みです。

EC(現在EU・欧州共同体)では、1995年から既にイモビライザー装着が義務づけられていました。日本で生産された車でも、ヨーロッパ各国に輸出する車種ではイモビライザーが標準装備されていたのです。

ところが、国内では2000年頃から高級車を中心に装備が進められてきましたが、法的整備が整っていないことから普及しきれていないのが現状です。

■イモビライザーの防犯効果とは

EU諸国ではイモビライザーの装着が義務づけられる前の1993年頃をピークに、イモビライザー義務化に伴って自動車盗難件数が年々減少していることが統計にはっきり表われています。

イギリスでは1993年には1年間の自動車盗難件数が60万件に達していましたが、2007年には20万件以下と大幅に少なくなっています。

イタリア・フランス・ドイツなど他の国でも同様に、イモビライザーの装着が義務化される前と比較すると平均で65%程度まで盗難件数が減少しています(2008年調べ)。

■日本における自動車盗難の動向

日本損害保険協会によると2008年の自動車盗難認知件数は2万7,515件で、被害総額は約800億円に達するそうです。

これは世間を騒がせている振込め詐欺などの被害総額が約275億円であることから考えても、自動車盗難が深刻な社会問題になっているということを表していると考えて良いでしょう。

損害保険協会が実施している自動車盗難事故実態調査では、5年連続(2007年から2011年)でハイエースの盗難が最も多く全体の15%程度を占めています。

これは同車が海外人気が高いことに加えてイモビライザーの標準装備が進まないことから、自動車窃盗団の標的になっていることが原因と考えられます。

2007年と2008年調査では盗難件数の6~8%でワースト3に入っていたワゴンRでは、2008年9月にイモビライザーを全車標準装備したことによって、2009年では4.2%、2010年で3.9%、2011年には2.8%にまで盗難件数減少の効果を上げています。